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復活愛のスポットで有名な出雲大社常陸分社って?

出雲大社常陸分社とは

出雲大社と言えば大国主大神を主祭神とし、島根県出雲市に位置する縁結びで有名な大きな神社。そのご分霊を関東に御鎮座した分社が出雲大社常陸分社です。

現在の茨城県である「常陸の国」の少名彦那大神は、その昔大国主大神と共に日本の国造りに励んだと言われています。

そのため島根と常陸はご神縁の地。出雲大社本社が「日が沈み休まる国」、常陸分社が「日が生まれし国」として、大国主大神の第二御子神を祀っている長野の諏訪大社を通り、直線上で結ばれています。

平成4年に竣工したばかりの新しい神社であり、拝殿前には本社と同じように重さ6トンもある大しめ縄が掲げられています。

その昔、ご祭神のお言葉によって天皇に吹きガラスを献上したという記録があるため、境内にはガラス工房も。出雲市になかなか足を運べない関東圏の人などが気軽に訪れることのできる縁結びスポットです。

縁結びの神として有名『大国主大神』が祀られている

出雲大社常陸分社がお祀りしているのは、本社と同じ大国主大神。

「だいこくさま」と呼ばれ親しまれている神様で、かつて日本の建国において大きなお役目を果たされました。

それゆえ国土の守護神として、災難避けや幸運開運はもちろん、医療や商売など幅広い分野で庶民を守ってくれると言われています。

中でも特に強いご利益があるとして知られているのは縁結び。だいこくさまは国造りの後、政治事など見える世界は天照大神に任され、自分は人と人の縁を結ぶなど見えない世界の役割を担当しました。

すべてのものが幸福であるための繋がりを作る神様であり、縁結びには強いご利益を持った神様なのです。

記紀神話などにはだいこくさまが結ばれた多くのロマンスの伝承が残っています。また非常に優しい神様で、神話の中で因幡の白兎を救ったのもだいこくさまだと言われています。